おばた行政書士事務所

巷でよく聞くエンディングノート。終活のために書いている人、これから書こうと思っている人、そもそも何を書いてよいか分からないからやめておこうと思っている人、そんな縁起が悪いから書きたくないと思っている人…様々な方いらっしゃると思います。ここでは、そもそも何を書いてよいか分からない人のためにエンディングノートにこれだけは書いてほしいというポイントについて解説します。

エンディングノートに書いておいた方が良い内容は主に３つです。

①自分について

自分の基本的な情報をまとめます。氏名の正しい表記（新字体か旧字体か）、生年月日、本籍地、血液型などです。病院に入院したり、介護施設に入居したりするときは家族が代わりに申込書、契約書を書くこともあります。自分の情報が１つにまとまっていると家族が助かります。

②医療・介護について

かかりつけの病院、飲んでいる薬、治療の注意点を書いておくと、いざという時に役に立ちます。また、終末医療、介護の希望も書いておくと良いでしょう。

③資産について

金融資産、公的年金、不動産、公共料金などの情報をまとめます。公共料金の支払先、支払方法を記載しておけば死後の手続きの手間が軽減されます。

また、貸付金、借入金、ローンの返済等のことも書いてください。

この他にも、家族に対する感謝の想い等のメッセージを書いておくのも良いでしょう。

さらに、葬儀をする場所やお墓はどこに建てたいか等も書いてあれば家族が希望通り手配してくれるかもしれません。

自分にはまだ早い、そう思うかもしれません。しかし、自分の人生、いつエンディングを迎えるのか分かりません。エンディングノートを書く時期に早いということはないのです。

何より、残された自分の家族が困らないようにエンディングノートを書いてみてはいかがでしょうか。

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