おばた行政書士事務所

「生前整理」とは物と心と情報を整理し、親や自分自身が元気なうちに今後の事についてご家族で話し合い、後悔のない選択をしていただくために事前に整理しておく考え方です。

ここでは心の生前整理について解説します。

まだ元気なうちに自分のこれまでの歩みを振り返り、心の生前整理をしましょう。

過去を思い返すと、様々な人たちとの関わりの中でやり残してきたことがあるはずです。とくに、感謝の気持ちを伝えることを忘れてはいないでしょうか。

自分を支えてくれた配偶者、子供たち、楽しい時も苦しい時もともに過ごした友人、職場でお世話になった同僚や部下たち…感謝の気持ちを伝えるべき相手はたくさんいるはずです。

「ありがとう」と口で伝えたいですが、なかなかそのたった５文字が恥ずかしくて伝えられないこともありますよね。そんなとき使えるアイテムがエンディングノートです。

エンディングノートにそれぞれ感謝を伝えたい人たちにメッセージをのこしてみてはいかがでしょうか。

また、本当は仲が良かったはずなのに一時の感情で関係の修復が難しくなった相手にはその当時の想いや、仲直りの言葉、謝罪の言葉などを素直に書いてみてはいかがでしょうか。

この一筆書くということだけでも、頭が整理されて心がスッキリすることでしょう。

さらに、自分の今の健康状態を再認識し、これからの残りの人生をどう生きるか、自分はこれから何をしたいのか、何をすべきなのかを客観的に考えることができます。

自分の人生を客観的に見ることによってやりたいことの優先順位をつけることができたり、今まで何もやりたいことがなかったのに新たにやりたいことが見つかり挑戦できるきっかけとなったりするかもしれません。

是非、一度エンディングノートを書いてみてはいかがでしょうか。

おばた行政書士事務所へお気軽にお問い合わせください。