ちょっと役立つコラム

突然、大切な家族が亡くなった時…悲しい…だけど…(亡くなった後ちょっと落ちついたら編)

大切な家族が亡くなった時…前回は亡くなった直後14日以内までにやらなければいけない手続について解説させていただきました。

今回は、大切な家族が亡くなってちょっと落ち着いて思い出がよみがえり、涙がホロリ…なんて頃にやらなければいけない手続を解説させていただきます。

「え?まだ手続あるの?いい加減ゆっくり悲しませてよ」と言いたいところですが…まだまだ手続はあるんです!!

 

内容 手続 手続先
電気・ガス・水道・NHK 変更・解約 各社
携帯電話・インターネット 解約 各社
NTTの固定電話 相続 NTT
運転免許証 返納も可 警察署
パスポート 届出 パスポートセンター
クレジットカード 解約 各社
マイナンバーカード 返納も可 市区町村

上記の手続は亡くなった方がどのような契約をしているかによって異なります。

 

とくにクレジットカード…複数枚持っている場合があります。銀行の通帳、クレジットカード会社からの明細等の郵便物を頼りに一枚ずつ各社へ電話等で問合せ、解約することをおすすめします。ちなみに故人がエンディングノート、手帳等にどこのカード会社と契約しているのか記録してあればよりスムーズですね。

ただ、複数ある場合1社ずつ解約しなければならないので、なかなか根気のいる作業です。しかし、解約手続きをしないと年会費が発生することもあるので注意が必要です。

また、カードをたとえ解約しても故人が使用したカードの未払金は、原則として相続人が支払わなければなりません。利用明細が気になる場合は、情報を開示してもらうこともできます。

 

次に期限がある手続について解説します。

 

内容 期限 手続先
故人の所得税の準確定申告 4カ月 税務署
葬祭費・埋葬料の請求申請 時効2年 市区町村
高額療養費の払い戻し申請 時効2年 健康保険による
故人の事業を引き継ぐ申請 原則4カ月 税務署
遺族年金の請求 時効5年 年金事務所

 

いずれも期限の短いものから優先的に手続して下さい。また、可能なら同時進行して手続して下さい。

 

その他、期限はありませんが「名字を結婚前に戻す」「姻族関係を終わらせる届出」があります。こちらの手続はいずれも市町村役場でできます。いずれの手続も任意ですので、必要があれば手続して下さい。

 

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