ちょっと役立つコラム

障害福祉サービス施設を開業するための開業資金について【静岡県の行政書士が解説 】

障害福祉サービス施設を開業したいと思った時にまずは資金面が気になるのではないでしょうか。

 

障害福祉サービスの立ち上げ資金は、開業するサービスの種類により異なります。一般的に、入所施設や通所施設の場合は約1,000万円から3,000万円、訪問系であれば100万円から300万円ほどです。

 

しかし、これらはあくまで目安であり、開業するエリアや施設の規模、不動産の有無、賃貸の場合の立地条件によって大きく異なります。家賃などが安いエリアの場合、通所施設であっても1,000万円以内で開業できることも少なくありません。

 

 

主な項目としては以下の通りです。

①改修工事費

②備品調達費

③人材取得費

④運転資金

 

物件取得の部分は、手打ちの不動産を改装するか、賃貸するかで大きく異なります。単独の家屋かビルインの部屋かでも違います。

 

指定基準をクリアすることも大切ですが、開業資金の中身については必要十分なものにすることが、立ち上げ以降の収益を安定化させるうえでのポイントです。

 

また、サービスの内容に関わらず、開業後3か月~6か月分の運転資金は準備しておいた方が良いです。経営が軌道に乗るまでに時間がかかったり、予期せぬ事態(昨今ではコロナ禍など)に対応したりするとき、運転資金に余裕があると精神的な余裕も生まれるでしょう。

 

事業として、障害福祉サービス施設を成立・継続させるためには、一定水準の売上を保つとともに、経費を必要十分な水準に抑えることが必要です。なかでも、初期投資を抑えることは経常収支を安定させるうえで非常に重要です。

開業資金の中身は必要十分なものにすることが、立ち上げ以降の収益を安定させるうえでポイントです。

 

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