おばた行政書士事務所

いつか考える時が来るかもしれない親の介護。

しかし、介護費用は誰が出せば良いのでしょうか。また、どのように介護施設を探せば良いのでしょうか。

今回は、そんな親の介護施設について解説します。

介護の費用は、親のお金の範囲内で出すのが大原則です。そのためには、入居の時点で親の持っているお金で入るということが大前提です。

早いうちからいくつか見学して、費用に合った施設を探しておくのが良いでしょう。

簡単に見つかる施設は、広告宣伝費がかかっており、ネット検索でも上位に上がるようにお金がかかっている施設が大半を占めています。

このような施設の探し方をしてしまうとどうしても値段の高い施設になってしまう可能性があります。しかし、安くて評判のよい施設は、なかなか見つけることが難しいのも事実です。

最初はネットで検索したところから見学してみて、二軒目以降は口コミ等の情報を集めて見つけていくという方法が良いでしょう。だんだん様々な施設を見学しているうちに目が肥えて施設によっての雰囲気の違いも分かってくると思います。

また、費用を抑えるポイントは２つあります。

①居住地を変える

郊外の方が安く抑えることができます。

②業態を変える

立地、建物、業態、食材費や管理費など管理サービス費等で価格が左右されます。

とにかくこのような施設に関しては親が元気なうちに話し合いをしておくことが大切です。親は介護の話をすることを嫌がるかもしれませんが、大事な話なので親の動けるうちに、いろいろなことを決めておくことが大切です。

もし、親が６０代なら、まさに見学適齢期と言われています。

まずは親子で見学に行き、親の払える金額を確認して、自分たちのお金を持ち出さないプランを努力して作成できると良いですね。

親の介護は親のお金で…一見冷たく感じるかもしれませんが、親の年金の範囲内で介護生活を成り立たせることができればお互いの生活をおびやかさずに済みます。

それは、お互いにとって幸せな選択であると言えるでしょう。

是非、一度親子で介護施設について話し合ってみて下さい。

まずはお気軽にご連絡ください。

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