ちょっと役立つコラム
11.142023
まとめておこう医療情報【静岡県の行政書士が解説】
あなたが外出中、急に体調が悪くなり、倒れてしまったと仮定します。
もちろん、救急車は誰かが呼んでくれるでしょう。しかし、突然、救急車を呼ぶことになった場合はかかりつけの医療機関に運ばれるとは限りません。
当然、かかりつけの医療機関があればかかりつけ医は必要な医療情報を持っていてくれるでしょう。この場合のあなたは少しラッキーかもしれません。
かかりつけの医療機関ではない病院で治療を受ける時は、必要な医療情報がすぐに提示できると、診察や治療がスムーズになります。
そんな時、エンディングノートなどで医療情報がまとまっていると医療機関側も助かるでしょう。
では、まとめておきたい医療情報はどのようなものがあるのでしょうか?
例えば…住所・氏名、健康保険証の番号、血液型、アレルギーの有無。既往症、服用薬、かかりつけ医とのその病院の連絡先、女性なら出産経験や生理の有無、障害を持つ方ならその部位や状態、緊急時に連絡してほしいキーパーソンの連絡先などです。
また、アレルギーに関する情報は必ず入れておいた方が良いでしょう。
とくに薬についてのアレルギーは、知らないまま治療が進行すると大変危険になる可能性があるので必ず記入した方が良いです。
まとめた情報は緊急時に持ち出せるよう、分かりやすい場所に保管しましょう。
また、外出時に救急車に運ばれる可能性もあるのでコンパクトサイズの医療情報をまとめたものをバッグに入れておくと良いです。
カード型の医療情報がまとまったものをお財布や手帳にはさんでおくのも良いでしょう。
何かあった時のための緊急連絡先に指定されているキーパーソンの連絡先を記入する際には必ず本人の了承を得ておきましょう。
医療情報をまとめておき、医療機関にすぐに提示できれば、そのままスムーズに治療が進み、それだけでも治療をするリスク、亡くなってしまうリスクも軽減されるでしょう。
是非、あなたのもしもの時のために自分の医療情報をまとめてみてはいかがでしょうか。
まずはお気軽にお問合せください。