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BCP策定に着手すると何かメリットはあるのか??【静岡県の行政書士が解説】

BCPは社内だけではなく外部とリンクするさまざまな要素を考慮した計画です。

つまり、人、モノ(財産)、依存先(仕入先や関係部門など)との関係を考慮するということです。これらを災害から守るということは「業務が中断する危険性を減らすこと」です。業務を中断する危険性を減らせば、いろいろとビジネス上のメリットも生まれてくるわけです。今回は3つのメリットについて解説します。

 

①供給責任を果たす

被災してもすばやく復旧すれば、お客様へのご迷惑、被害等を最小限におさえることができます。とくに法人企業との厳格な契約で成り立っている業務の場合、この供給責任を考えることはとても重要です。

 

②お客様の維持

一日でもはやく復旧できれば、お客様が競合他社へ流れてしまうことを防ぐことができます。お客様の維持は、安定収益の確保のための第一条件といえるでしょう。

 

③信用と理解

業務を迅速に再開することによって損益のバランスも早く回復することができます。そのため、支払いができずに信用を失う事態を避けることができます。また、復旧見通しをしっかりお客様や取引先への説明の有無によって会社に対する姿勢や理解度も違ってくるでしょう。

 

このようにBCPの策定に着手することによって企業によってのメリットがあるのです。

是非、BCPの策定に着手してみて下さい。

 

なお、令和6年度から、障害福祉サービス事業所に対してBCPの作成が義務付けられることになっています。

 

 

BCPについて詳しく知りたい方はこちらをご参照下さい。

4.BCP(業務継続計画) (wam.go.jp)

 

 

 

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