ちょっと役立つコラム

BCPの基本方針に書いておきたい4つのポイント【静岡県の行政書士が解説】

BCPには基本方針を書く必要があります。

今回は、基本方針に書いておきたい4つのポイントについて解説します。

 

①BCPの目的

ビジネスの視点からは、雇用、供給責任、信用維持、競争力維持、ブランド力の維持が目的として挙げられます。また、復旧対応が遅れると地域の住民や社会、経済の大きな打撃や損失をもたらす業種については、地域社会や地域経済の安定を第一とする目的を掲げることも重要です。

たとえば…

・社員と家族・訪問者の身の安全を守る

・早期の業務再開をはかり雇用を維持する

・事業機会の逸失と顧客離れの回避をする

 

②BCPで守るべき事業

BCPで守るべき中核の事業名を記入してください。事業が複数ある場合は、会社への収益の貢献度や供給責任、社会的使命の大きさなどから判断し、その中から1つ決めて下さい。すべての事業をBCPに含めると負荷が大きすぎてコントロールができない可能性があるからです。

 

③BCPで守る範囲

BCPに限らず、危機に対処するためには【守備範囲】を意識しなければなりません。どこまでBCPで守るのか、活動範囲とするのかを明示しましょう。

 

④BCPで想定する災害と被害想定

会社として警戒する災害(震度5以上の地震等…)を記入します。

たとえば…

・想定する災害:震度5以上の地震

・想定する被害:・電話・電気・水道・道路等はどのぐらいの期間使用不可能になるか。

・建物の状態はどうか。

・IT、OA機器等はどれくらいの期間使用不可能になるか。

 

 

静岡県のBCPについてはこちらをご参照下さい

静岡県事業継続計画モデルプラン(入門編)|静岡県公式ホームページ (pref.shizuoka.jp)

 

令和6年度から、障害福祉サービス事業所に対してBCPの作成が義務付けられることになっています。

 

 

BCPについて詳しく知りたい方はこちらをご参照下さい。

4.BCP(業務継続計画) (wam.go.jp)

 

 

 

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