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ちょっと役立つコラム
9.92023
就労支援B型のサービスとは
障害福祉支援サービス施設の中の種類の一つである就労継続支援B型とはどのような施設なのか?
就労継続支援B型とは、障害や難病等の障害がある人で一般就労の難しい人のため職業訓練を行う障害福祉サービス施設のことです。
通常の事業所に雇用されることが困難な障害者のうち通常の事業所に雇用されていた障害者であって、その年齢、心身の状態その他の事情により引き続き当該事業所に雇用されることが困難となった方、就労移行支援によっても通常の事業所に雇用されるに至らなかった方、その他の通常の事業所に雇用されることが困難な方に対して、生産活動などの機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスです。
このサービスを通じて生産活動や就労に必要な知識や能力が高まった方は、就労継続支援(A型)や一般就労への移行を目指します。
B型事業所で働くには就労経験が必要となっていますが、就労経験がない方(50歳以上の人や障害年金一級受給者以外)には「就労アセスメント」というものが行われます。
主なサービス内容は以下の通りです。
①生産活動その他の活動の機会の提供(雇用契約は結ばない)
手芸などの自主製品の製作やパンやクッキーの製造などの作業を行い、作業分の工賃(賃金)として受け取ります。比較的自由に自分のペースで働くことができます。
②就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練
就労支援B型の利用者の中には、最終的には一般企業などへの就職をめざして、就労継続支援A型や就労移行支援への移行を希望する利用者もいます。そのため、一般企業に就職するのに必要な挨拶などの就労習慣や、様々な業種をこなすための技能を習得するための支援も行われます。
③その他の必要な支援
障害があるからと就職をあきらめてしまうのではなく、就職を後押ししてくれるサービス施設…それが就労支援型B型の障害福祉サービス施設です。
【参考資料】
おばた行政書士事務所へお気軽にお問合せください。