ちょっと役立つコラム

健康寿命とは何か?【静岡県の行政書士が解説】

みなさんは「健康寿命」という言葉を聞いたことがありますか?

 

健康寿命とは…

厚生労働省によると健康寿命とは、ある健康状態で生活することが期待される平均期間を表す指標です。これは、算出対象となる集団の各個人について、その生存期間を「健康な期間」と「不健康な期間」に分け、前者の平均値を求めることで表すことができます。

 

健康寿命を算出するうえで課題となるのが、「健康」と「不健康」の定義とそれに基づく算出方法です。

 

健康時寿命の算出方法には、2つあります。以下のとおりです。

①健康な状態と不健康な状態とに二分して健康な状態の期間を表す方法

→日本はこちらを採用

②不健康な状態をレベルによって重みづけし、完全な健康(full health)に相当する期間として表す方法。

→WHOが発表している各国の健康寿命(HALE, Healthy Life Expectancy)はこちらを採用

 

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活に制限のない期間の平均であり、国民生活基礎調査(大規模調査)の健康票における「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問に「ない」という回答であれば「健康」とし、「ある」という回答を「不健康」として、サリバン法(※)により算出しています。

 

サバリン法とは、毎年必ず10万人が誕生する状況を仮定し、そこに年齢別の死亡率と年齢別の「健康・不健康」の割合を与えることで、「健康状態にある生存期間の合計値」(「健康な人の定常人口」)を求め、これを10万で除して健康寿命を求めている。

 

2019(令和元)年におけるに日本の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳です。一方、健康寿命とはそれぞれ約9年、約12年の差があります。国民一人ひとりが健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し、社会保障制度を持続可能なものとするためには、平均寿命を上回る健康寿命の延伸を実現することが必要です。

 

ここで言えることはこの健康寿命まで元気で働けるということす。

しかし、働くだけ働いて、あとの人生を介護される自分を想像してみてください。

人それぞれ考え方は違うかもしれませんが、私はそんな人生はどうなのかなぁ?…と思います。

「よく働き、よく遊ぶ」楽しい人生にするためにも、仕事と遊びのバランスを上手に調整できると良いですね。

 

詳しくはこちらをご参照下さい

平均寿命と健康寿命 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

健康寿命の定義と算出方法 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

2 健康・福祉|令和5年版高齢社会白書(全体版) – 内閣府 (cao.go.jp)

 

また、一度、自分の人生を見つめ直すためにも、エンディングノートを書くことをお勧めします。

エンディングノートに書くことで新たに挑戦したいことが見つかるかもしれません。

人生は一度きりです。後悔のない人生を送りたいですね。

 

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