ちょっと役立つコラム

サービス管理責任者とはどんな仕事をするのか

障害福祉サービスのサービス管理責任者とは、平成25年4月1日に施行された「障害者総合支援法」により配置を義務付けされた資格です。

障害福祉サービスを提供する事業者において、利用者の初期状態を把握した上で、達成すべき目標を設定し、定期的なサービスの評価を行うことが仕事です。

つまり、サービス管理責任者とは、障害福祉サービスの利用者に適切な支援を提供するためにサービス全般を管理する職種といえるでしょう。

事業所はサービス管理責任者を事業所ごとに配置し、また専任の者でなければなりません。

サービス管理責任者の配置基準は、事業所の種別に合わせて設定されています。

配置基準は以下の通りです。

療養介護、生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援 利用者60名に対して1名の管理責任者
共同生活援助 利用者30名に対して1名の管理責任者

 

サービス管理責任者の具体的な仕事

①サービス開始前の考慮事項の把握

②到達目標の設定

③個別支援計画の作成

利用者への評価によって生活環境や心身の状態を把握した上で、本人および家族の意向を汲みながら支援内容を組み立て、目標を立てます。

半年に1回以上を目安にモニタリングを実施し、必要に応じて支援計画を変更するなど、着実に長期目標や短期目標を達成できる支援を目指していきます。

④継続的利用

⑤終了時の評価

 

サービス管理責任者になるためには障害の特性や障害者の生活実態に関して豊富な知識と経験が必要です。また、個別支援計画の作成・評価を行える知識と技術であると考えられます。

さらにコミュニケーション能力、管理能力等も必要であり、サービス管理責任者になるためには一定の要件を満たす必要があるのです。

 

 

詳しくはこちらをご参照ください。

サービス管理責任者等研修制度について(厚生労働省)

障害福祉サービスの内容 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

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