ちょっと役立つコラム

遺言書とエンディングノートは「未来への手紙」~想いを形にする~【静岡県の行政書士が解説】

「言葉にならない想い」を届けるという仕事

人は誰しも、誰かに伝えたい想いを抱えながら生きています。
「ありがとう」と伝えたい気持ち。
「これだけは分かってほしい」という願い。
そして、「自分がいなくなった後も、家族が困らないようにしたい」という想い。

しかし、そのすべてを、私たちは必ずしも言葉にできるわけではありません。
大切な想いであればあるほど、うまく言葉にできなかったり、伝えるタイミングを逃してしまったりすることもあります。

だからこそ、「想いを形にする」という行為には、大きな意味があります。
そして、そのお手伝いをすることが、行政書士としての私の役割だと考えています。


想いを“形”にする仕事

行政書士の仕事は、「書類を作成すること」と思われることが多いかもしれません。
もちろん、法律に基づいた正確な書類作成は重要な業務の一つです。

しかし実際には、それだけではありません。

ご相談に来られる方の多くは、「何をどう書けばいいか分からない」という状態にあります。
そしてその背景には、整理しきれていない想いや、まだ言葉になっていない感情があることがほとんどです。

たとえば、

  • 家族に迷惑をかけたくない
  • 相続で揉めてほしくない
  • 感謝の気持ちをきちんと残したい

こうした想いは確かに存在しているのに、それをどのように表現すればよいのか分からない。
その結果、何も手をつけられないまま時間が過ぎてしまうことも少なくありません。

私は、そのような「まだ言葉になっていない想い」を丁寧にくみ取り、それを適切な形に整えるお手伝いをしています。
言い換えれば、“想いを翻訳する仕事”だと感じています。


遺言書は「特別な手紙」

遺言書というと、「財産の分け方を決めるための法的書類」という印象が強いかもしれません。
確かにその役割はとても重要です。法律に則って正しく作成されていなければ、せっかくの遺言も意味を持たなくなってしまう可能性があります。

しかし、遺言書の本質はそれだけではありません。

そこには、

  • 家族への感謝
  • 自分なりの考えや価値観
  • 残される人への配慮

といった、さまざまな想いが込められています。

その意味で遺言書は、単なる法的文書ではなく、
「大切な人へ宛てた特別な手紙」と言えるのではないでしょうか。

ただし、その手紙は、気持ちを書くだけでは完成しません。
法的に有効であること、そして誤解が生じないよう明確に表現されていることが求められます。

そのためには、専門的な視点から内容を整理し、適切な言葉に整えることが欠かせません。


エンディングノートというもう一つの選択

遺言書とあわせて考えたいのが、エンディングノートです。

エンディングノートは法的効力はありませんが、その分、自由に想いを書き残すことができます。

  • 医療や介護に関する希望
  • 葬儀やお墓についての考え
  • 大切な人へのメッセージ
  • 日々の感謝や思い出

こうした内容は、法律ではカバーしきれない部分です。
しかし、残されたご家族にとっては、とても大きな意味を持つものでもあります。

遺言書が「法的に守るための文書」であるとすれば、
エンディングノートは「想いを伝えるための記録」です。

どちらか一方ではなく、両方をうまく活用することで、より安心できる備えにつながります。


デジタル時代だからこそ大切にしたいこと

現在は、インターネットやAIの発達により、文章を作ること自体は簡単になりました。
テンプレートを使えば、ある程度整った書面を作ることも可能です。

それでも、「誰に相談するか」という価値は変わりません。

本当に大切なのは、「正しく書けているか」だけでなく、
「その人の想いがきちんと反映されているか」という点だからです。

言葉にされていないニュアンスや、会話の中ににじむ本音。
ご本人も気づいていない想い。

そうした部分に向き合いながら、丁寧に言葉を整えていくことは、人にしかできない役割だと感じています。


一人ひとりに向き合うために

私は一人で事務所を運営しています。

そのため、ご相談の初回から書類作成、そして完成まで、すべて一貫して対応しています。
担当者が変わることはありません。

時間をかけてお話を伺い、少しずつ想いを整理しながら形にしていく。
そうした丁寧な関わり方ができることは、一人事務所だからこその強みだと考えています。

効率だけを優先するのではなく、
目の前の方の想いにしっかり向き合うこと。

その姿勢を大切にしています。


遺言書とエンディングノートは「未来へのお手紙」

遺言書とエンディングノート。
この二つに共通しているのは、「未来へ想いを届けるもの」であるという点です。

これから先、大切な人に向けて、自分の想いを残す。
それはまさに、「未来へのお手紙」と言えるのではないでしょうか。

今はまだ必要ないと感じるかもしれません。
しかし、いざという時に備えておくことで、ご家族の負担を減らすことができます。

そして何より、自分の想いをきちんと残せているという安心感にもつながります。


まずはお気軽にご相談ください

「まだ早いかもしれない」
「何から始めればいいのか分からない」

そのような段階でも問題ありません。

お話を伺いながら、遺言書がよいのか、エンディングノートから始めるのがよいのか、
一人ひとりに合った形をご提案いたします。

大切な想いは、言葉にしてこそ届きます。
そして、その言葉を正しい形で残すことで、未来にしっかりとつながっていきます。

遺言書とエンディングノートは、あなたの想いを未来へ届けるお手紙です。

その大切なお手紙を、確かな形で残すお手伝いをさせていただきます。

 

 

 

おばた行政書士事務所では遺言書の作成のサポートを行っています。

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