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ちょっと役立つコラム
3.52025
生前整理と遺言書のススメ ~未来の安心のために~【静岡県の行政書士が解説】

生前整理とは?
生前整理とは、「自分らしく生きるために、物・心・情報を整理すること」です。よく終活と混同されますが、生前整理はより前向きな行動であり、人生の途中で行うことで今後の生活を豊かにするものでもあります。
なぜ生前整理が必要なのか?
「自分の誕生日は分かるけど、自分の命日は分からない。」
とあるセミナーに参加した時に講師が言っていた言葉です。
自分がいつこの世を去るのかは誰にも分かりません。だからこそ、できるうちに整理を始めることが大切です。
私自身も、生前整理の大切さを実感した出来事があります。実は、私の父も生前整理をしないまま亡くなりました。遺品整理をする際、大切なものなのか不要なものなのか判断がつかず、とても苦労しています。何年か経った今でもまだ片付け終わっていないので…
「生前に話し合っておけばよかった」「父が整理してくれていたら…」と何度も思ったものです。
しかし、そんな私もまだ自分の持ち物をしっかり整理できているとは言えません。「いつかやろう」と思って後回しにしているうちに時間だけが過ぎてしまう。このままでは、いざという時に家族が困るのではないかと考えるようになりました。
生前整理は、単に物を片付けるだけではありません。財産や契約書類を整理し、家族に伝えておくことで、相続の際の負担を軽減できます。また、遺言書を作成することで、残された家族が困らないように準備することも可能です。
生前整理と遺言書の重要性
生前整理をしないまま人生を終えてしまうと、家族は膨大な遺品整理に追われることになります。また、財産や契約関係の整理が不十分だと、相続時にトラブルになることも少なくありません。
例えば、財産の分け方について明確な意思表示がないと、家族の間で意見が分かれ、思わぬ争いが起こることもあります。そのような事態を避けるために有効なのが「遺言書」です。
遺言書があれば、自分の財産をどのように分けるかを明確に示すことができます。また、家族に対する想いを伝える手段にもなります。特に、相続人以外の方に財産を残したい場合や、事業承継を考えている方にとって、遺言書は重要な役割を果たします。
具体的に何をすればいい?
1. 物の整理
まずは、身の回りの物を整理しましょう。不要な物を処分し、大切な物だけを残すことで、家の中がすっきりし、暮らしやすくなります。
整理の際には「思い出の品」「必要な物」「不要な物」に分類し、不要な物は思い切って手放すことが大切です。また、大切な物の保管場所や、家族に伝えておきたいことをメモしておくのも有効です。
2. 情報の整理
大切な書類や契約書、銀行口座、保険の情報などを整理し、分かりやすくまとめておくことも重要です。特に、相続に関する情報や、デジタルデータの管理は今後ますます重要になります。
エンディングノートを活用することで、これらの情報を整理しやすくなります。
3. 遺言書の作成
生前整理を進めるうえで、遺言書の作成はとても重要です。財産の分け方を明確にするだけでなく、家族に対する想いを伝えることもできます。
特に、以下のような方は遺言書の作成を強くおすすめします。
- 子どもがいないご夫婦
- 相続人同士の関係が複雑な場合
- 事業を継承したい場合
- 相続人以外の方に財産を遺したい場合
行政書士は、遺言書の作成サポートを行っています。「どのように書けばいいか分からない」「自分の想いをしっかり伝えたい」という方は、ぜひご相談ください。
できることから始めよう
「まだ早い」「関係ない」と思っているうちに、時間はどんどん過ぎてしまいます。生前整理は一度にすべてを終える必要はなく、できることから少しずつ進めることが大切です。
例えば、使わない物を処分することから始めたり、家族に伝えておきたい情報をノートにまとめたりするのも良いでしょう。そして、相続のことを考えたら、遺言書の作成も視野に入れることをおすすめします。
生前整理と遺言書は、家族の未来の安心につながります。気になった今こそ、少しずつでも準備を始めてみてはいかがでしょうか?
遺言書の作成を検討されている方は、まずはお気軽にお問い合わせください。