ちょっと役立つコラム

亡くなった人のポイントは相続可能?

よく行くお店やよく利用するネットショッピング…そこでお得に発生するのがポイント…このせっかく貯めたポイント…利用する前に家族が突然亡くなってしまったら…自分や他の相続人に引き継ぐことはできるのでしょうか。

今回は、ポイントの相続について解説します。

ポイントとは商品の購入、航空会社の利用、クレジットカードでの支払いをした場合などに、次回以降の利用の際に値引きなどに利用できる「おまけ」として付与されるものです。

「ポイント」自体はとくに法律に定めはなく、利用者とポイント付与者との間のサービス利用規約などの合意に基づき発生するものです。

 

「ポイント」は、利用者とポイント付与者との間の契約により発生するものであり、また相続人は亡くなられた方が有していたその契約上の地位を承継することになりますので、「ポイント」が相続により承継されるかどうかは「ポイント」に関する利用規約の定めによるものと考えられます。

新規でポイントカードを作ったときにお店の人に渡される細かく字が書かれたパンフレット…それが利用規約です。

また、カードの裏にQRコードがあり、そのコードを読み込むとそのお店のウェブサイトにつながり各種お手続きができるものもあります。

最近はアプリをポイントカードにしているお店も多いですが、そちらは各店舗のウェブサイトで見ることができます。

 

利用規約に「本会員は保有するポイント並びに商品との交換及び合算に関する一切の資格を喪失するものとします」などと亡くなった後は承継されないという条項が定められている場合があります。

このような条項が利用規約にある場合は相続人が 「ポイント」を承継することは難しいです。

しかし、ポイントの承継を認めているサービスも中には存在します。

利用規約の定めは各社ごとに異なるため実際は各社にお問い合わせをすることをお勧めします。

また、利用規約によってはポイントの相続手続に期限を設けている場合もあるのでなるべくお早めにお手続きした方がよいでしょう。

 

 

 

相続に関するお問い合わせはこちらからどうぞ

    

    お名前(必須)

    メールアドレス(必須)

    お電話番号(必須)

    お問い合わせ内容(必須)

    送信前のご確認

    関連記事

    ページ上部へ戻る