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技・人・国VISAとは?日本で働くための簡単ガイド【静岡県の行政書士が解説】

日本で働きたい外国人にとって、「技・人・国VISA」は非常に重要なビザの一つです。しかし、その名前からはどのようなビザなのか、具体的に何をするためのものなのか、少し分かりにくいかもしれません。

今回は、技・人・国VISAについてわかりやすく解説し、どのように取得するかを説明します。

技・人・国VISAとは?

「技・人・国VISA」という言葉は、正式には「技術・人文知識・国際業務ビザ」と言います。このビザは、特に日本の企業で働くために必要なビザの一つです。

主に3つの職種に就くために申請されるものです。

技術系の仕事

ITエンジニアやシステム開発者など、技術的な知識やスキルが求められる職業。

人文知識系の仕事

経済、法律、マーケティングなど、特定の分野に関する知識を活かした職業。

国際業務系の仕事

通訳や翻訳、外国企業との取引業務など、国際的なコミュニケーションを必要とする職業。

つまり、技術者や専門知識を持つ人々が日本で働くために必要なビザが「技・人・国VISA」です。

どうやって技・人・国VISAを取得するの?

技・人・国VISAを取得するためには、以下のステップを踏む必要があります。

①雇用先の確保

雇用してくれる日本の企業を見つけることが必要です。

②必要書類の準備

ビザ申請に必要な書類を準備します。これには、雇用契約書や学歴・職歴を証明する書類、パスポートのコピーなどが含まれます。

③ビザ申請の提出

すべての書類が揃ったら、日本の入国管理局にビザ申請を提出します。

④審査と結果の通知

申請が受理された後、入国管理局で審査が行われます。通常、審査には数週間から数ヶ月かかります。結果は、郵送で通知されます。

⑤ビザの受け取り

審査が通れば、ビザが発行されます。このビザを使って、日本に入国し、働くことができます。

技・人・国VISAのメリット

このビザの大きなメリットは、日本での長期的な就労が可能になることです。通常、このビザは1年から5年の間で発行され、更新も可能です。また、このビザを持っていると、日本での住民登録や銀行口座の開設、保険への加入などもスムーズに行えます。

さらに、家族がいる場合は、家族を日本に呼び寄せるためのビザも申請できます。これにより、家族と一緒に日本での生活を楽しむことができるのです。

技・人・国VISAの注意点

一方で、注意しなければならない点もあります。例えば、技・人・国VISAは特定の職種に限られているため、仕事を辞めたり、職種を大きく変えたりすると、ビザの更新が難しくなる場合があります。また、日本国内での転職は可能ですが、その際には再度ビザの変更申請が必要となります。

まとめ

技・人・国VISAは、日本で働くための重要なビザです。このビザを取得することで、技術や専門知識を活かし、日本の企業でキャリアを築くことが可能になります。初めてビザを申請する際には、多少の手間と時間がかかるかもしれませんが、しっかりと準備をすれば問題ありません。ぜひ、このビザを活用して、日本での新たなキャリアに挑戦してみてください!

 

詳しくがこちらをご参照下さい。

法務省. 在留資格「技術・人文知識・国際業務」

 

 

 

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